はじめに
こんにちは。ネットワークエンジニアの「だいまる」です。
今回は、我が家が不妊治療を始めたきっかけと不妊治療を受ける中で感じたことなどを夫の目線で紹介できたらと思います。
このシリーズの記事はあくまで個人の意見となるので、賛否あると思いますが、ご容赦願いします。
不妊治療を始めたきっかけ
最初に我が家が不妊治療を始めたきっかけについて触れていきたいと思います。
まず、我が家が「不妊では?」と思ったのは、妊活の開始直後に妻の生理不順や出血があり、「何かおかしい」となったためです。
すぐに婦人科の診察を受け、「PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)」かもしれないと言われ、不妊治療専門の病院で妊活健診を受け、はっきりさせようとなったのがきっかけになります。
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)とは?
- 定義:両側の卵巣が腫大・肥厚・多嚢胞化し、月経異常や不妊に多毛・男性化・肥満などを伴う症候群
- なぜ不妊の原因になるのか?
排卵障害の症状があるため - 何%の女性がこの病気なのか?
5%〜10%程度 - この病気はどの程度妊娠が遅れるのか?
2年〜3年程度

夫婦で妊活健診を受けてみた
不妊治療を専門とした病院では、基本的に男性向けと女性向けの妊活健診(ブライダルチェック)を実施している場合が多いと思います。
不妊かどうかは、この健診を受けることである程度原因がわかるので、長い目で見るとおすすめだと思います。
実際、私達も最初は受けるかどうか迷っていましたが、受けたことに後悔はないですね。

むしろもっと早くに受ければ良かったと後悔しているぐらいです!
受ける際に気になるのは「費用」だと思いますが、正直安価ではないです。。
私達が検査を受けた病院では、「女性が3万円程度」、「男性が1万円程度」でした。
項目 | 金額 |
男性検査(風疹・性液検査) | ¥10,670 |
女性検査(甲状腺ホルモン・性病・エコー検査・AMH) | ¥27,230 |
女性は血液検査とエコー検査、男性は血液検査と精液検査が一般的であり、2週間〜1ヶ月程度で結果がわかります。

男性の不妊も原因?精液検査の結果は?
妊活健診の結果は、「あまり良くない結果」でした。
最初にも述べましたが、妻は「PCOS」に加え、「橋本病(甲状腺機能低下症)」ということもわかりました。
橋本病(甲状腺機能低下症)とは?
- 概要
- 甲状腺ホルモンの量が不足し、新陳代謝が低下する病気
- 詳細な症状
- 無気力、忘れっぽい、疲れやすい、乾燥肌
- 原因:遺伝の影響が大きいが直接遺伝するわけではない
一方、私は精子の「運動率」と「正常携帯率」の値が悪いことがわかりました。
項目 | 結果 | 基準 |
精液量(ml) | 4.0 | 1.4ml以上 |
精子濃度(百万/ml) | 41.4 | 16.0以上 |
全身運動率(%) | 24.1 | 30%以上 |
総運動精子数(百万) | 39.9 | |
正常形態率 | 1.3 | 4.0%以上 |
これらの値が悪い場合、妊娠成功率が低下します。
この2つが悪い原因は、先天性のものや生活習慣が影響している可能性が高いようです。
私の場合、デスクワークが多い点と食事のバランスがあまり良いとは言えない点、運動不足が考えられるため、生活習慣を見直しとサプリを摂るようにしました。
その結果、正常形態率を除き、大幅に改善しました。
項目 | 結果 | 基準 |
精液量(ml) | 3.0 | 1.4ml以上 |
精子濃度(百万/ml) | 93.7 | 16.0以上 |
全身運動率(%) | 54.9 | 30%以上 |
総運動精子数(百万) | 154.3 | |
正常形態率 | 0.7 | 4.0%以上 |
最後に
これから私達夫婦が経験したこと、感じたことを妊活記録として紹介したいと思います。
どのサイトや本にも記されてますが、結局、妊活はそれぞれの夫婦で形が違うため、喧嘩もしますし、とても難しい問題だと思います。
この記事がみなさんの参考になれば幸いです。
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