【ネットワーク・サーバ基礎編】グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスとは？

2024年1月24日2024年1月25日

はじめに

こんにちは。ネットワークエンジニアの「だいまる」です。

今回は、ブログ構築・運用編で触れたグローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスについて説明したいと思います。

そもそもIPアドレスとは「インターネット上の住所」になります。

このIPアドレスには、グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスの主に２種類があります。

この後の章でも詳しく説明しますが、インターネットでよく利用されるのが「グローバルIPアドレス」になります。

また、よくドラマでIPアドレスで住所を特定されるという話がありますが、特定されることはそうそうありません。

簡単に住所が特定されるのであれば、大変なことになるのだ！！

住所の特定には各サービスプロバイダが管理するデータにアクセスし、IPアドレスと住所の紐付けを確認する必要があるので一般的には難しいと思います。

IPアドレスのイメージがなんとなく掴めたところで、グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスについて説明したいと思います。

まず、グローバルIPアドレスとは「インターネット上の表向きの住所」となります。

現実世界で例えた場合、皆さんの自宅住所が「グローバルIPアドレス」になります。

一方、プライベートIPアドレスとは「自宅のネットワークで利用する住所」となります。

現実世界で例えた場合、自宅のそれぞれの部屋の名前が「プライベートIPアドレス」になると思います。

つまり、グローバルIPアドレス（家の住所）は世の中で固有のものであり、プライベートIPアドレス（部屋の名前）は各家で共通のものとなるイメージを持っていただければいいかと思います。

また、インターネットの利用時は、グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスの相互変換が行われ、各サイトやシステムにアクセスするような仕組みとなっています。（NATという機能を利用：興味のある方はぜひ関連記事を確認！！）

IPアドレスの確認方法は、グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスでそれぞれ異なります。

グローバルIPアドレスの場合は、「https://www.cman.jp/network/support/go_access.cgiへのアクセス」もしくは「curl http://httpbin.org/ip コマンドの実行」になります。

プライベートアドレスの場合は利用するOSで異なりますが、「ifconfig」もしくは「ipconfig」コマンドの実行になります。

IPアドレスのイメージをなんとなく掴んでいただけたでしょうか。

ブログ記事の作成や修正に伴い、補足が必要と感じたものに関しても記事を作成していきたいと思います。